こんにちは!このまち不動産の加藤です。
近年、大型化する台風やゲリラ豪雨のニュースが増えています。これから新居を探すにあたり、デザインや間取りだけでなく「災害への強さ」を重視したいという方も多いのではないでしょうか。
不動産取引の現場では、2020年8月より
水害ハザードマップを用いた事前説明が義務化されており、防災への関心は年々高まっています
。そこで今回は、台風に強い家を見極めるための「3つの大きなポイント」と、それに付随する
「不動産選びの注意点」をプロの視点から整理して解説します。
ポイント1:土地の「ハザードマップ」と周辺の地形
家そのものの性能がどれだけ高くても、周囲より極端に低い土地は浸水リスクを免れません。
- ここをチェック!:国土交通省の「ハザードマップポータルサイト」などを使い、洪水・高潮・土砂災害の危険エリアに該当していないか必ず確認しましょう。
- 家選びの注意点:マップ上で色のついていない区域でも安心は禁物です。ゲリラ豪雨による「内水氾濫(下水道などから水があふれる現象)」のリスクを避けるため、物件の周辺に「すり鉢状のくぼ地」や「冠水しやすいアンダーパス」がないか、現地を実際に歩いて確認することが大切です。
ポイント2:建物の「浸水対策」と構造
万が一、周辺の道路が冠水した場合を想定した建物の造りも重要です。
- ここをチェック!:一戸建てであれば、道路よりも敷地や基礎が高く作られている「高基礎」の物件は床下・床上浸水のリスクを大幅に減らせます。
- 家選びの注意点:マンションを選ぶ場合は、電気設備(受変電設備)の設置場所に注目してください。これらが地下や1階にあると、浸水した際に建物全体が長期間停電し、エレベーターや給水ポンプが止まる原因になります。近年は、機械室を2階以上に設置するなどの対策を施した浸水に強いマンションも増えています。
ポイント3:窓まわりの「強風・飛来物対策」
台風による被害で特に多いのが、強風で飛ばされてきた物が窓ガラスを割り、室内に大雨や暴風が吹き込むケースです。
- ここをチェック!:1階の窓だけでなく、周囲に障害物のない2階以上の窓にも「シャッター」や「雨戸」が備わっているかを確認しましょう。
- 家選びの注意点:シャッターがない窓の場合は、割れても破片が飛び散りにくい「防災複層ガラス(合わせガラス)」が採用されている物件を選ぶのがおすすめです。賃貸や中古物件でどちらもない場合は、入居後に遮熱・防災フィルムを貼るなどの対策が可能か、事前に管理組合や大家さんの規約を確認しておきましょう。
まとめ
台風に強い家を選ぶためには、「ハザードマップによるリスクの把握」、「敷地・設備の浸水対策」、そして「窓まわりの風災対策」の3つが鍵となります。
当店では、物件をご案内する際に必ず最新のハザードマップを提示し、土地の歴史や周囲の地形を含めた災害リスクを丁寧にご説明しております。長く安心して暮らせる住まい探しは、ぜひこのまち不動産にお任せください!